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株コラム vol.1 『株式投資ってなにから始める?』

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#お金

資産運用ってやってみたいけれど、何もわからないし、時間もないし、めんどくさいから人任せにしてしまおうと思ったりしていませんか?ご自身の大切な資産は、ぜひご自身で選んで目減り分を守っていきましょう。

えっ?目減りなんてしていない?銀行に預けているから大丈夫。って、そこが大問題なんです!

現在、物価が上昇していますね。今、1万円で買えるものが、1年後には1万円では買えないということが私たちの生活で現実に起こっていますね。この物価上昇が年2%だとすると、お金の価値も年2%減少しているんです。何も知らずに銀行に預金しているだけで年2%目減りしてしまいます。例えば、1000万円を銀行口座に預金しておくと、普通金利で年1000円つきます。でも、1年後の物の価値は1000万円が1020万円になっているんです。ということは、1年間で1000円しか金利がつかなくて、物の値段が20万円上がったんだから、銀行口座に預けてあるお金は1000万円のお金が19万9000円ずつ減っていくという事なんです。ということを考えたときに、銀行にお金を置いておくという選択肢は正しいのでしょうか?最低限、2%以上の利回りを追求しなければと思うのは当然のことだと思います。

そこで、目減り分の年2%以上の利回りということで、株式投資をしようと考えた方も多いのではないでしょうか。NISAはどうだろう?好きな企業の株で配当生活はどうだろう?とかいろいろと考えて、やってみよう!と思っても、どうすればいいのかわからない。わからないから、や~めた・・・なんて言わずに、一緒に株式投資をやっていきましょう。

株式投資って何から始めたら良いの?

それはまず、当たり前ですが、証券会社の口座開設が必要です。
口座開設は、ネット銀行の口座開設と同じような感じで簡単に開設できます。

証券会社の口座は、一昔前は店頭口座といって、証券会社の店舗に行ったり、電話で担当者に「この株買いたいんだけど」と言って注文を出していましたが、今はネット上で証券会社を通して自分で注文を出すのが当たり前という時代です。ネットに慣れていなくても、どの証券会社も丁寧にサポートしてくれますから安心して口座開設できますよ。

株式投資のしくみ

私たち投資家は、上場している企業の株を買ったり売ったりすることができます。企業の株を買って、優待や配当を受ける権利を投資家は持つことができ、更にその企業の株が値上がりするとキャピタルゲインといって、値上がり益が期待できます。
一方、企業側は、投資家から集まった資金を有効に使い、企業業績が良くなるようにしていきます。
ですので、投資家と企業はwinwinの関係なんですね。

おすすめの勉強方法

株式投資をするときに、何を学べばいいのか?どうすればいいのか?何もわからないと不安に思いますよね。最初は誰でも初心者で、もちろん私も初心者でした。

まずは基礎的な知識を身に着けていきましょう。

投資というのは、お金に関わることで、いつの時代も詐欺などの犯罪が多くあります。ですので、そういった詐欺に引っかかってしまわぬように、基礎的な知識を知っておくことで、自ら正しいものを判断していける力を養うことができると思います。

最初にやることは、世の中のニュースに興味をもつこと。世界の経済に興味を持つこと。興味がないと、そもそも株式投資の判断はできません。
そして、チャートを見れるようになること。チャートといっても、難しく考えなくていいんです。今、株価は上がってるのかな、下がってるのかな、この流れが続きそうかな?何で上がってるの?下がってるの?と疑問に思うことが、まず最初の学びです。

学校の勉強のように期限があるわけではありませんし、教科書通りにいくということではないので、とにかく基礎を知って、あとは反復です。では基礎って何だろうというと、テクニカル分析とファンダメンタル分析です。この2つを知ることによって、自分で株式投資の判断ができ、売買のタイミングもわかるようになります。このテクニカル分析の学びとファンダメンタルの学びについては、この記事でも細かくお伝えしていけたらと思っています。

 

WRITER この記事を書いた人

城晶子先生
マネーの達人第一回投資バトル チャンピオン・夕刊フジ株-1グランプリ4月度 優勝
お金のプロといわれるファイナンシャルプランナーの資格を活かし、ギャンブルではなく資産運⽤としての株式投資をしっかりと確⽴。「上げでも利益を取り、下げても利益を取り、更に株主優待も取る」をモットーに、⼥性⽬線でわかりやすく相場の現状と先⾏きを伝える現役のトレーダー。

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