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ひよっ講座 vol.46 『株式市場の主要指数 ベンチマーク』

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ひよっ講座では一般社団法人確定拠出年金推進協会東北支部の協力のもとiDeCoについてわかりやすく解説するコラムです。既に確定拠出年金を運用している方も、これから始めてみようと思っている方も、お付き合いください。

過去3回に渡り、米国株主要3指数(NYダウ、NASDAQ、S&P500)についてご紹介しました。

それら3指数は、投資成績を測る基準となる「ベンチマーク」として、広く利用されています。では、「ベンチマーク」とは、そもそも何なのでしょう?投資信託においては、多用されるので把握しておきたいところです。

ベンチマークとは?

ベンチマークの定義は、以下の通りです。

「ベンチマーク(英: benchmark)とは、本来は測量において利用する水準点を示す語で、転じて金融、資産運用や株式投資における指標銘柄など、比較のために用いる指標を意味する。また、広く社会の物事のシステムのあり方や規範としての水準や基準などを意味する。またベンチマーキングとは自社の課題解決のために、競合他社などの優れた経営手法(ベストプラクティス)を持つ企業を分析するプロセスを指す。」

なるほど、金融の世界だけでなく、いろんな業界で使われている言葉ですね。

では、そもそも測量の世界で使われた「benchmark」の語源はどこにあるのかと調べてみました。

日興アセットマネジメントの「ブラントンさんの英単語」によると、もともと測量や地図作成をする際、測量士が座っていた「Bench」が海抜何メートルに位置していたかを「Mark」する目印の意味、だそうです。

語源をたどるのは、面白いです。

では、何故、金融の世界においてベンチマークが必要なのでしょうか。次回に、解説します。

本記事はライターが校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年3月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

WRITER この記事を書いた人

一般社団法人確定拠出年金推進協会 東北支部

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