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株コラム vol.42 『リズムの変化』

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#お金

上昇トレンドの波に乗って、大きく上昇し、高値更新となった日経平均株価。この勢いで、1989年12月29日に付けた最高値3万8915円を超えて新しい歴史を作っていってほしいものですね。

リズムの変化に気づくこと

さて、相場は長期目線でも短期目線でも、リズムというものがあります。
それは、チャート上に現れる部分もあれば、世界の経済的なリズムもあります。

そのリズムに変化が生じている時、私たちは今まさに起きている変化に気づくことができるのでしょうか。後からは気が付くことができるかもしれませんが、今まさにリズムが変化している!というタイミングをつかむことが、相場にはとても大事なことです。

このリズムの変化というのは、リズムが出来ていることにまずは気づくことが必要です。

リズムの変化とは?

リズムというのはいわゆるパターンといわれているもので、株価の動きは、いつも何らかのパターンが隠れています。

どのようなパターンがあるのか?を従来のチャートから見つけて、今起きているパターンを察知し、そこからの変化を見つけて、その変化から株価の上げ下げの方向性を示す。上値抵抗線や下値支持線と言われる見極めのラインを線引きして、その線引きラインをぬけるのか?維持するのか?で、自分の売買を動かすということが、トレードであり建玉の操作となります。

言われてみれば、「そうそう」「わかるわかる」と言えるレベルのことなのです。

気づくか?気づかないか?その差は、とてつもなく大きな差で、埋められない溝です。
気づくために必要な要素は、きちんとチャートを見ることです。

このきちんと見るということは、チャートと向き合ったときに何からどの順番で見て行くか?というルーティーンを作る事で、見落としや見たり見なかったり、気にしたり気にしなかったりというムラを無くすことができます。

リズムの変化から変わり目を見つけて建玉の操作材料にしていきましょう。

WRITER この記事を書いた人

城晶子先生
マネーの達人第一回投資バトル チャンピオン・夕刊フジ株-1グランプリ4月度 優勝
お金のプロといわれるファイナンシャルプランナーの資格を活かし、ギャンブルではなく資産運⽤としての株式投資をしっかりと確⽴。「上げでも利益を取り、下げても利益を取り、更に株主優待も取る」をモットーに、⼥性⽬線でわかりやすく相場の現状と先⾏きを伝える現役のトレーダー。

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