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株コラム vol.20 『足型の種類』

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今回のコラムでは、前回のコラム(チャートの種類)に引き続き、足型の種類についても学んで行きましょう。

平均足

まずは、平均足と言われるものです。
平均足はトレンドの流れを確認する時にとても便利です。

普段使用しているローソク足と違って、始値、終値、高値、安値の四本値をそれぞれ平均して書くので、陽線と陰線が連続していて、流れがわかりやすいのが特徴です。
もともと平均足は日本では古くから用いられていましたが、現在ではあまり使われなくなりましたが、逆に海外では人気となっています。

新値足

新値足は、時間という概念がなく、株価の値幅だけに注目します。
新値足の見方としてチャートを確認してみると、陽転が買いのサインで、陰転が売りサインとして判断され、相場の転換を示しています。

ポイント・アンド・フィギュア

ポイント・アンド・フィギュアは、縦軸に価格をとって、横軸に時間の概念が入らない非時系列チャートと言われるものです。
1880年頃から使われていて、古い歴史のあるテクニカル手法です。

ローソク足よりも単純に描かれているので、トレンドの判断しやすく、細かい値動きを考慮しなくていいので、大きな波を捉えやすいのが特徴です。

練行足

練行足とは、相場が一定の値幅で動くと、新しい足が形成される非時系列チャートです。
価格が上昇すると陽線、価格が下落すると陰線で記入され、シンプルでとても見やすいチャートですね。

判断としては、ダブルトップやダブルボトムが見やすく、これを確認してからトレードをするという手法もあります。

カギ足

カギ足とは、値幅の騰落を1本の線の屈折で示したもので、株価の変動がわかりやすくなっています。
でこぼこの上の部分を肩といって、下のへこみを腰と言い、直前の肩を上回ったら上昇トレンドで買い判断直前の腰を下回ったら下降トレンド売り判断というような見方で売買判断していきます。

 

今回は チャートに表示される様々な種類の図形や足型を確認してきました。
私たちが日ごろ使うローソク足の他にも沢山の種類があることがわかり、チャートが好きになってもらえたらいいなと思います。

WRITER この記事を書いた人

城晶子先生
マネーの達人第一回投資バトル チャンピオン・夕刊フジ株-1グランプリ4月度 優勝
お金のプロといわれるファイナンシャルプランナーの資格を活かし、ギャンブルではなく資産運⽤としての株式投資をしっかりと確⽴。「上げでも利益を取り、下げても利益を取り、更に株主優待も取る」をモットーに、⼥性⽬線でわかりやすく相場の現状と先⾏きを伝える現役のトレーダー。
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