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ひよっ講座 vol.1 『確定拠出年金ってなに?①』

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#お金

ひよっ講座では一般社団法人確定拠出年金推進協会東北支部の協力のもとiDeCoについてわかりやすく解説するコラムです。既に確定拠出年金を運用している方も、これから始めてみようと思っている方も、ぜひ毎週水曜日、お付き合いください!

確定拠出年金ってなに?

確定拠出年金とは、そもそもどんな制度なのか分からない。
そんな方の為に、何回かに分けて制度についてわかり易く説明していきます。

日本では少子高齢化が進み、「人生100年時代」において、これまでよりも長く生きる人が多いことを前提に、老後の生活も満足できるものとなるよう「老後資金に2,000万円必要」と言われており、今や自助努力による老後資産形成が必要不可欠です。

確定拠出年金は、老後の生活資金を準備するための制度です。

確定拠出年金には、「個人型」と「企業型」の2パターンがある

個人型と企業型の大きな違いは、加入できる対象者掛金の拠出をだれが行うかという点です。

「個人型」

個人型確定拠出年金は、掛金を自分自身で支払い・運用し積み立てます。

2017年1月から個人型への加入対象者が拡大し、以前から加入できた自営業者等のほかに、専業主婦や公務員、ある一定の条件にあたる企業の従業員も加入することができるようになりました。加入するかどうかは、自身で決めることができ、国民年金基金連合会への加入の申込みをし、自ら掛金の額(上限あり)を決めて、拠出します。そのため、個人型では、加入者本人が運営管理機関を選ぶことになります。
運営管理機関によって、運用商品の品揃えや手数料等が異なるので、加入前に運営管理機関の違いを把握してから決定することが重要です。

「企業型」

企業型確定拠出年金は、企業型確定拠出年金を導入している企業の従業員が対象となり、掛金は企業が拠出し従業員自ら年金資産を運用します。

次回のひよっ講座

次回のひよっ講座では、掛金の下限・上限についてお話しします!

WRITER この記事を書いた人

一般社団法人確定拠出年金推進協会 東北支部

講座情報

  • 日々の生活に学びをプラス KU-TAN ACADEMY
  • 今から考える、未来のじぶん コラムで学ぶ 介護、相続、老後