大崎市にホスピス型住宅「ReHOPE 大崎古川」が開設!

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がん末期や神経難病の方のためのホスピス事業を運営する株式会社シーユーシー・ホスピスが、2025年1月24日(金)に「ReHOPE 大崎古川」を開設しました。

ReHOPE 大崎古川について

CUCホスピスは、ホスピス型住宅の運営や、施設居住者に向けた訪問看護・介護事業を展開しています。

ホスピス型住宅とは、心身の苦痛を緩和する看護・介護の機能を兼ね備えた住宅です。住宅型有料老人ホームなどに訪問看護・介護事業所を併設し、24時間365日にわたり専門的なケアを提供しています。

株式会社シーユーシー・ホスピスは、2017年の創業以来、全国41カ所でサービスを展開し、がん末期や筋萎縮性側索硬化症(ALS)、パーキンソン病、多系統萎縮症など、17症例2,000名以上の方を受け入れてきました。

「ReHOPE 大崎古川」は「ReHOPE 仙台青葉」、「ReHOPE 仙台若林」に続き、CUCホスピスが宮城県内に開設する3カ所目の施設です。がんや難病ケアのノウハウを兼ね備えたスタッフが在籍し、重い病とともに生きる方が、充実したケアのもと、少しでも自分らしい生活を送れるようにサポート。

実際の居室イメージ

寝たきりの方に向けた介護浴槽設備イメージ

開設の背景

大崎市では医療ケアを求めるニーズの高まりに対してその供給が著しく不足している状況があり、今回開設することになりました。

国立社会保障・人口問題研究所によると、大崎市の2025年における65歳以上の高齢者比率は33.3%で、2045年には、41.5%にのぼると推計されています。さらに2045年の後期高齢者比率は24.2%で、およそ4人に1人が75歳以上の後期高齢者となります(※1)。

(※1)国立社会保障・人口問題研究所 日本の地域別将来推計人口(令和5(2023)年推計)

この変化に伴い、医療や介護の需要の高まりとともに、医療ケアを提供する場所や人材などの不足が見込まれます。現在、大崎市を含む大崎・栗原医療圏において、特定施設といわれる介護保険適用の高齢者向け住居施設の定員数は非常に少なく、75歳人口1千人に対して2.29人と、仙台のわずか7分の1程度に留まります。(※2)

(※2)地域医療情報システム(日本医師会) 2024年12月時点

ReHOPE 大崎古川

住所
宮城県大崎市古川栄町3-10(MAP

営業時間
24時間対応

部屋数
37室

建物
木造2階建て

延床面積
1936.23㎡

敷地面積
1914.36㎡

居室面積
20.29㎡

駐車場
22台(敷地内4台)

公式ホームページ>>

株式会社シーユーシー・ホスピス

「『前を向いて生きる』を支える。」をミッションに掲げ、がん末期や神経難病の方のための住宅であるホスピス型住宅や、施設居住者に向けた訪問看護・介護事業所を運営。全国42カ所にてサービスを展開しています(2025年1月末日時点)。

本社所在地:東京都港区芝浦3丁目1-1 msb Tamachi 田町ステーションタワーN 15階
設立:2017年3月3日
代表者:代表取締役社長 田邉 隆通
事業内容:ホスピス型住宅運営、訪問看護事業所運営、訪問介護事業所運営

公式ホームページ>>

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。記事内で使用している画像等の無断転載はご遠慮ください。内容は2025年1月24日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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  • 日々の生活に学びをプラス KU-TAN ACADEMY
  • 今から考える、未来のじぶん コラムで学ぶ 介護、相続、老後