介護のおかね

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介護にかかる費用

公的介護保険は、要介護度に応じて定められた限度の範囲でサービスを利用する限り、自己負担は所得に応じて1〜3割なので、「それほど負担にならない」と思っている方が少なくありません。しかし、支給限度額を超えてサービスを利用した場合の費用は全額自己負担(一部市区町村で自己負担分を補助する独自制度あり)となり、想像以上の負担になってしまうのが現実です。

介護にかかる自己負担


上乗せサービスとは、公的介護保険の支給限度額を超えたサービスのこと。


公的介護保険では受けられない以下のようなサービスのこと。
・食事の宅配
・保険対象外の掃除、片付け、買い物
・見守りのための定期訪問
・訪問理美容サービス など


・介護用おむつ
・介護用食器
・介護用衣類 など

住宅改修・特定福祉用具の自己負担(自己負担1割の場合のイメージ)

【住宅改修】
手すりの取付けや段差の解消、引き戸などへの取替えなどの小規模な住宅改修は、公的介護保険の給付対象となる場合があります。
ただし、改修前に事前の届け出が必要です。無断で回収した場合は、給付対象外となるので注意しましょう。

【特定福祉用具の購入】
レンタルに適さない入浴や排せつなどに用いる特定福祉用具を指定事業者から購入した場合も、公的介護保険が利用できます。
例えば、腰掛け便座や入浴用いすなどの入浴補助用具、簡易浴槽などは給付対象となります。

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